
前回(第5回)は、無償のネットワーク管理アプリケーション「Yamaha LAN Monitor」 をご紹介しました。
今回はコラム最終回として、最近需要の高まるAI議事録ソフトとADECIAを組み合わせた最先端の遠隔会議ソリューションについて、導入事例を交えてご紹介いたします。
「ヤマハ『ADECIA』NW系SIer必見!音響システム構築がPoEとLANで完結!」
コラム一覧
Articles authored by YAMAHA PoEとLANで構築完結する音響システム「ADECIA」
ヤマハ [2026.02.02]
目次
1.はじめに:AI議事録の精度を高める鍵は“マイク選び”にあり

マイクの品質が、議事録の精度を左右する
AIの音声認識精度は向上していますが、入力される音声が不明瞭だと、正確な文字起こしは難しくなります。従来の「ICレコーダーやスピーカーフォン1台で複数人の声を拾う」方式は手軽ですが、話者の判別が難しく、ノイズや反響によって認識精度が低下することもあります。
一方、会議の規模や形式に応じて適切なマイクを選び、最適な配置を行えば、AI議事録ソフトの性能を引き出し、修正作業を大幅に減らすことが可能です。
音声認識精度を高めるには、マイク選び ― 種類と特徴
音声認識の精度は、マイクの性能や特性に大きく左右されます。利用シーンに応じて最適なマイクを選ぶことで、精度が向上し、議事録の修正も最小限に抑えられます。
■ グースネックマイク
話者の口元に近く、明瞭な音声を収音。個別マイクを割り当てることで発言者ごとの精度が向上。役員会議や審議会など正確な記録が求められる場面で有効。
■ テーブルトップマイク
1台で複数人の声を拾えるため導入コストを抑えつつ安定した収音が可能。定例会議や少人数会議に向く。
■ 天井設置型・カメラ一体型
美観や省スペース性に優れるが、音声との距離があるため精度はやや低下。
■ ICレコーダー, PC内蔵マイク
手軽だが精度は限定的
2.ヤマハのADECIAワイヤレスマイクが支える“確かな記録環境”
ヤマハの「ADECIA RM-Wシリーズ」は、会議室の規模や利用シーンに応じて、マイクの種類・台数・配置を柔軟に選べるワイヤレスマイクシステムです。ケーブルレスで設置が簡単なうえ、最大20時間の連続運用に対応。会議形式の変更やレイアウトの入れ替えにも柔軟に対応でき、配線や設置の手間を抑えられます。マイクの種類は組み合わせて導入することも可能です。
グースネックマイク(RM-WGS/RM-WGL)
・発言者ごとに1本ずつ配置することで音声認識精度が向上
・周囲ノイズの影響を受けにくく、正確な議事録作成に有効
・役員会議や審議会など、重要な会議に最適
テーブルトップマイクロフォン(RM-WOM/RM-WDR)
・1台で複数人の声を拾い、コストと運用性を両立
・長机1卓につき1台を目安に設置
・指向性・無指向性を選べ、会議形式に柔軟対応
・YVC-1000からの置き換えにも対応
音声認識精度を重視したい、発言の多い方にはグースネックマイクを、事務局やあまり発言しない方にはテーブルトップマイクを組み合わせるなど、コストパフォーマンスを重視した用途に応じた柔軟な運用も可能です。
3.導入事例:AI議事録の精度が飛躍的に向上
群馬県信用組合様
(ADECIAワイヤレスグースネックマイク「RM-WGL」とAI議事録ソフト「ScribeAssist」導入)
ヤマハ | 【導入事例】群馬県信用組合 様 / 会議室 / 群馬 - 新着情報
・明瞭な収音で、「ScribeAssist」の文字起こし精度が向上
・煩雑な配線や接続作業が不要で、会議準備の手間と時間を短縮
・マイクケーブルがないため、会議室の意匠を損なわずにスッキリ
アスメディックス株式会社様
(ADECIAワイヤレスグースネックマイク「RM-WGL」とAI議事録ソフト「ScribeAssist」導入)
ヤマハ | 【導入事例】アスメディックス株式会社様 / 会議室 / 東京 - 新着情報
・ワイヤレスマイクのため、自由なレイアウトが可能
・グースネックマイクのクリアな音声でリモート参加者の満足度向上
・「ScribeAssist」の音声認識精度が向上、議事録作成を効率化
南条装備工業株式会社様
(ADECIAワイヤレステーブルトップマイク「RM-WOM」とAI議事録ソフト「Notta」導入)
ヤマハ | 【導入事例】南条装備工業株式会社 様 / 広島 - 新着情報
・ワイヤレス接続のため会議室がすっきりした上、準備も簡単に
・手元での個別ミュートにより、音質がさらに向上
・「Notta」の音声認識精度が格段に向上し、感動を覚えた
4.まとめ:マイク選びがAI議事録の価値を決める!
AI議事録ツールは、今後の会議運営において欠かせない存在です。しかし、その効果を最大限に活かすには、音声入力の入口であるマイク選びが重要です。ヤマハ「ADECIA RM-Wシリーズ」は、音声認識精度を高め、議事録作成や情報共有の質を支える基盤となるソリューションです。自動化時代の会議環境を整える第一歩として、マイク選びの見直しを検討してみてはいかがでしょうか?
ヤマハの遠隔会議用音響システム「ADECIA」について、全6回にわたりご紹介させていただきました。「ADECIAであれば、ネットワーク構築の延長で音響システムもつくれそう!」とご興味を持っていただけましたら幸いです。 ADECIAを実際にお試しされたい場合は、ぜひ石渡電気・ヤマハまでご相談ください!
石渡電気はご希望に合わせた構成、お見積りをいたします。
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