・閉ざされたネットワーク環境に低コストでタイムサーバを構築することができます。
・受信アンテナ一体式で、別途アンテナ工事の必要がありません。
・PoE対応で別途電源工事の必要がありません。(ACアダプタも対応)
・GPS衛星から正確な時刻を取得し、高精度な時刻情報を提供することが可能です。
・準天頂衛星みちびき(日本地域向けの地域航法衛星システム)に対応しています。
・SNTPサーバ機能と、時刻補正用の接点出力をすることができます。
・SNMPマネージャ機能、ping監視機能を搭載しており、閉ざされたネットワーク機器の監視ができます。
ネットワーク内の機器の時刻を補正・同期させたいが、タイムサーバは高額で導入することが難しい・・・
外部の公開NTPサーバに接続するのもセキュリティ上不安・・・
★躊躇していた時刻の補正・同期システムを低価格で簡単に導入できます。
★GPSと時刻同期することにより±1ミリ秒の高精度な時刻情報を提供できます。
GPSから時刻情報を取得しますので、ランニングコストは不要です。(電源のみ)
幅134mm×奥行110mm×高さ35mmと小型設計で、壁掛け、据置設置ができます。
窓の近くでGPSを捕捉できる場所であればすぐに運用を始められます。
アンテナ一体式の構造で、別途アンテナ工事、配線等の必要がありません。
PoE対応なので、GPSが捕捉できる場所であればLANケーブル一本の配線で簡単に設置できます。(ACアダプタにも対応しています)
※空が見渡せる窓の近くに設置してください。
(断熱ガラス等の特殊な窓ガラスはGPS受信感度に影響を及ぼす場合があります。)
時刻ソースとしては、最も高精度な時刻を提供できるGPS受信方式を採用しています。
また、日本地域向けの地域航法衛星システム準天頂衛星みちびきに対応しており、より受信しやすい方式となっています。
※日本地域向けの地域航法衛星システム
主に日本地域向けに利用可能とする地域航法衛星システム。
2017年から2019年までに衛星3基が追加で打ち上げられて、4基体制でシステムが運用されることが決定しています。
NTP/SNTP対応のネットワーク機器に対して、正確な時刻情報を提供できます。
設定した時間に無電圧メーク接点を出力することができるで、時刻補正用の端子がある機器に対して時刻補正ができます。
接点出力は、半導体リレーを採用しており精度の高い補正信号を出力できます。
(接点出力長設定範囲:1~10秒 / タイミング:1日1回または、毎時出力)
正確な時刻を配信できない状況下では時刻補正機能を停止することができます。
GPSを一定時間捕捉することができなかった場合、SNTPサーバ機能・接点出力機能を停止し、アラームを出力することができます。
※機能停止までの時間は任意に設定できます。(設定時間範囲:0~24時間)
※GPS衛星と継続して12時間時刻同期ができなかった場合、約±0.3秒の精度となります。(目安)
※機能停止後、GPS衛星と再度時刻同期できれば自動で時刻補正再開します。
装置の状態を、SNMPマネージャに送信することができます。(SNMPエージェント機能)
また、異常時にはLED、ブザー、アラーム端子出力にてお知らせします。
SNMPマネージャとして、最大150種類のトラップ/ポーリングにより、ネットワーク機器の監視をすることができます。
ネットワーク機器の異常時には、TSG-100本体よりアラームを出力できます。
また、ネットワーク機器の状態は、設定用PCより確認することができます。
(アラーム端子に外部機器を接続することで、外部機器を通してお知らせもできます)
<トラップ>
ネットワーク対応機器から、SNMPトラップを受けて、異常・障害の発生をお知らせできます。
<ポーリング>
SNMP対応のネットワーク機器に対してポーリングし、状態の監視をします。
SNMPに対応していないネットワーク機器に対して、pingによるノードの死活監視をすることができます。
ネットワーク機器の異常時には、TSG-100本体よりアラームを出力できます。
また、ネットワーク機器の状態は、設定用PCより確認できます。
(アラーム端子に外部機器を接続することで、外部機器を通してお知らせもできます)
業種:一般企業、工場、店舗、公共機関など
背景:コンプライアンス上、セキュリティ性の高い映像が保存されているネットワークは外部の公開NTPサーバに接続できないケースが往々にしてあります。
閉ざされたネットワーク内に、高価なNTPサーバを導入することもできず、手動で時刻合わせをしているケースがあります。
映像記録等の時刻は重要な証拠(証明)となるため、正確な時刻で運用する必要があります。
昨今、アナログ監視カメラのリプレースの時期を迎えており、高解像度のアナログ監視カメラがメーカ各社より発売されております。
業種:一般企業、工場、官公庁など
背景:総務系のネットワークが、別ネットワークになっており、手動で時刻合わせをしているケースがあります。
コンプライアンス上、労働時間管理等の観点から時刻の重要性は高いため、正確な時刻で運用する必要があります。
業種:工場、倉庫業など
背景:生産ライン等で使用している機器の内蔵時刻が同期されておらず、正しい生産記録ができていないケースがあります。
(業務用PC、組込PCのOSがXPで社内LANに接続できない等)
品質管理、工数計算の観点でも正確な時刻で同期し記録することが望まれます。
倉庫業務の入出庫管理も同様のニーズがあります。
特に食品工場では、「フードディフェンス」「フードセーフティ」の観点から監視カメラの導入も進んでおり、工程内の機器と映像記録を正確な時刻で同期させる必要性があります。
業種:金融業、各種コールセンター等
背景:通話録音等の取引履歴を記録・保存する機器の内蔵時計が時刻同期されておらず、正確な時間になっていないケースがあります。
取引の時刻(タイムスタンプ)は重要な証拠(証明)となるため、正確な時刻で運用する必要があります。
業種:病院、診療所など
背景:厚生労働省により、カルテの電子化やレセプトのオンライン化が推進されており、紙信頼性を保つため、使用する機器の時刻同期をさせる必要性があります。
業種:学校、自動車学校、一般企業、工場、図書館等の公共機関
背景:タイマーにより、自動的に機器を動作させ運用を行っている場合、動作時刻は機器の内蔵時計で動作します。
内蔵時計が狂うことにより、間違った時刻に動作してしまいます。
正確な時刻で運用するため、機器の時刻補正が必要です。
【タイマー動作の例】
自動放送装置、電話設備(留守番/転送)、自動施錠開錠、自動照明
GPS 時刻補正 |
受信電波 | GPS衛星電波L1帯(1575.42MHz) | |
---|---|---|---|
受信感度 | -147dBm(コールドスタート時) | ||
内部時計精度 | ±1ミリ秒以内(GPS衛星電波の正常受信時) | ||
LAN | インターフェース | RJ45(10BASE-T/100BASE-TX、PoE対応) | |
対応プロトコル | 【NTP/SNTP】Ver3/4※ 【SNMP】トラップ送信:Ver1、監視機能:Ver1/2 | ||
外部出力 | 時刻補正 | 端子 | スクリューレス端子(1系統) |
接点仕様 | 無電圧メーク出力(半導体リレー使用、接点容量:DC30V 200mA) | ||
出力間隔 | 毎時/指定時刻 | ||
アラーム | 端子 | スクリューレス端子(1系統) | |
接点仕様 | 無電圧メーク出力(半導体リレー使用、接点容量:DC30V 500mA) | ||
表示 | LEDランプ | 3個(電源・GPS受信状態(緑)、アラーム(赤)) | |
環境条件 | 動作時/保管時 | 温度条件 -10~50℃、 湿度条件 20~85% 結露なきこと | |
VCCI | クラスA | ||
RoHS指令 | 対応 | ||
電源及び消費電力 | AC100V±10V(専用電源アダプタ)/最大約2.5W PoE給電(IEEE802.3af 準拠) |
||
寸法:幅×奥行×高さ(mm) | 幅134×奥行110×高さ35(ゴム足含む) | ||
質量(g) | 約180 |
※ Ver4のIPv6と認証は非対応
CPU |
1GHz以上 |
---|---|
OS |
Windows Vista/7/8/8.1 日本語版 |
メモリ |
OSが推奨する環境以上 |
ディスプレイ |
解像度1024×768以上の表示が可能なディスプレイ |
入力デバイス |
キーボードおよびマウス、またはこれらと互換の入力デバイス |
ソフトウェア | Internet Explorer 8/9/10/11 |
ネットワーク | 10BASE-T/100BASE-TX以上のネットワークアダプタ |