石渡電気株式会社

NetAlly

LinkRunner AT 3000

商品名
LinkRunner AT 3000
商品コード
ns900317
型番
LinkRunner AT 3000
メーカー
NetAlly




LinkRunner AT 3000

ネットワーク&ケーブル テスタ









 

次世代 メタル&ファイバ イーサネットオートテスタ


・包括的な自動テストは、ネットワーク リンクの接続性とサービスのあらゆる側面を検証し、トラブルシュート ・10Mbps から 10Gbps までの利用可能なリンク速度を確認し、PoE をテストおよび接続されたスイッチ ポートと VLAN を識別
・最前線の技術者が迅速かつ徹底的にリンクを検証し、デバイスの接続性をトラブルシュートし、移動、追加、変更を 文書化
 

概要


LinkRunner AT 3000 は、メタル線およびファイバ ネットワーク リンクを迅速かつ包括的に検証し、ネットワーク接 続のトラブルシューティングを必要とする第一線の技術者向けに設計されています。
LinkRunner AT 3000 は、前モデル(LinkRunner AT 1000 および 2000 モデル)と同一基本機能を提供しながら、大型のタッチスクリーンと詳細な オートテストにより、より深いネットワークの可視性を実現します。

ネットワークの変更とトラブルシューティングを支援するために設計されたツールを備えたこのネットワークテスタは、迅速なケーブルテストとスイッチ識別機能により、設置の検証と問題の迅速な切り分けを容易にします。
テスト結果は、Link-Live (コラボレーション、レポート、分析プラットフォーム)に自動的にアップロードされ、ネットワーク エンジニアと第一線の技術者間のチームワークを向上させ、作業の可視性を高め、プロジェクト管理や、テスタの統合管理 を改善します。

有線または Wi-Fi 接続(オプションのアダプタ使用 *)による独立した管理プレーンにより、試験中のネットワークに依存 しないリモート操作と結果のアップロードが可能です。

*日本向けのUSB Wi-Fi/Bluetoothアダプタの取り扱いはございません

 

主な機能


・ 包括的な自動テストは、DHCP や DNS を含むネットワーク リンク接続とサービスのあらゆる側面を検証し、トラブ ルシュート
・10/100Mbps および 1Gbps のリンク速度 / デュプレックスを検証し、NBASE-T およびマルチギガビット 2.5G、 5G、10Gbps リンクを検出
・VLAN を含む CDP/LLDP/EDP 経由で、最も近い接続スイッチ名とポート情報を検出し、VLANトランク トラフィッ クを監視
・TruePower TM搭載で最大 90W 802.3bt のパワー オーバ イーサネット スイッチングとケーブル配線を検証
・長さ、ワイヤーマップ、ショート、オープン、誤配線(スプリットペア、クロスオーバ)などの障害、光ファイバ リンク信号強度測定、SFP 診断などの高度なツイストペアケーブルテスト。
オプションの WireView アダプタとアナログまたはデジタルトーン ジェネレータを使用して、ケーブルエンドポイントを検出
・Link-Live TM ** を介した試験結果のアップロード、管理、遠隔操作により、レポートを自動化し、コラボレーションが可能
・オプションの USB Wi-Fi/Bluetooth アダプタ*を使用し、Wi-Fi 接続とリモート コントロールが可能

**ウェブリモート コントロールにはAllyCareサポートが必要です。
*日本向けのUSB Wi-Fi/Bluetoothアダプタの取り扱いはございません

 

LinkRunner AT 3000 テストアプリケーション


自動テストとプロファイル
- 包括的なネットワーク リンクテストは、ネットワーク接続のあらゆる側面を検証

自動テストは LinkRunner AT 3000 で最も包括的なテストアプリケーションです。
このアプリは、保存可能なテストプロファイルと再利用可能なテストターゲットによりカスタマイズが可能です。
複数のプロファイルをグループ化できるため、1回のテストですべての VLAN の接続性を検証できます。
また、自動テストの結果は、LinkRunner AT 3000 から Link-Live に自動的にアップロードされます。

・包括的な接続テストを約7秒で実行
・TruePower TMテストでは、90W までの負荷 PoE 性能を検証
・テスト項目 -リンク速度とデュプレックス(最大 10G のリンク速度を検出)
- ネゴシエートされたリンク速度がアドバタイズされた速度より小さい場合に警告
- 802.1x 認証
- 最寄りのスイッチ / スロット/ ポートを検出
- トップ VLAN のトラフィック分布を表示する VLAN 識別とモニタ
- DHCP オプションと応答時間の内訳を含む DHCP サービスのテスト
- 実際の URL 検索の応答時間を測定する DNS テスト
- ゲートウェイの可用性と応答性
- テスト結果の逆判定と途中停止制御
- 無制限のユーザ定義ターゲットへの Ping または TCP ポート接続テスト
 

スイッチテスト
- 最も近い接続スイッチと重要な構成情報を識別

スイッチテストは、即時の接続をグラフィカルに表示します。
LinkRunner AT 3000 は、IEEE リンク層検出プロトコル (LLDP) と Cisco および Extreme ディスカバリ プロトコル (CDP および EDP) を使用して、最寄りのスイッチ名、 シャーシ、モデル、スロット、およびポートを表示します。
さらに、スイッチの MAC/IP アドレス、接続されている VLAN、サポートされている VLAN、リンク速度、デュプレックスなどの重要な情報も表示します。
(最大 10G のリンク速度を識別可能)、接続(MDI または MDI/X)、PoE 電圧 / 電力(実際および TruePower 負荷時)

・LLDP、CDP、EDP を使用
・最も近いスイッチ情報の表示
- スイッチ名、モデル、シャーシ、スロット、ポート番号
- スイッチ MAC/IP アドレス
- ポートがサポートする VLAN
- リンク速度とデュプレックス ( 最大 10G までのリンク速度を識別可能 )
- 接続 (MDI または MDI/X)
- 負荷時および非負荷時の PoE 電圧と電力
- ペアの PoE 電力をグラフィカルに表示
 
AllyCare Support
AllyCare は、NetAlly のネットワーク ツールおよび AirMagnet(R) ソフトウェアの包括的なサポートお よびメンテナンス サービスで、標準の保証よりも大きな価値を提供します。
AllyCare の契約は1年契約またはお得な 3 年契約料金で購入することができます
 

ケーブルテスト
- ケーブルが適切に終端されているかどうかを検証し、長さ、一般的な誤配線、障害までの距離をテスト

LinkRunner AT 3000 のケーブルテストは、ケーブルの長さと障害ステータスを判断し、パッチコードと構内配線のワイヤーマッピングを検証し、トーニングまたは WireView オフィスロケータを使用してケーブルを特定するのに役立ちます。本体上部のRJ-45ポートを使用して構内配線をテストします。
本体側面のRJ-45でパッチケーブルをテストし、ピン・ツー・ピン・マッピングとTDR を実現。
・オープン、ショート、誤配線、スプリットペアを簡単に検出
- 非終端ケーブルの場合
- WireView ケーブル識別機能付き
- ワイヤーマップポート内蔵
・内蔵のワイヤーマップポートでパッチケーブルをチェック
・ケーブル配線を見つける
-アナログおよびインテリトーン TMトーニング
- スイッチ ポートのアドバタイズ
- スイッチ ポートのリンク ライト点滅
- リモートケーブル識別

 

Ping/TCP テスト
- ネットワーク上またはネットワーク外のデバイスとの接続性を確認し、TCPポートの可用性を確認

Ping/TCP テストアプリは、選択したターゲットに対して Ping または TCP 接続テストを実行し、接続性を確認し、断続 的な問題を特定できます。
Ping テストは、選択されたターゲットに ICMP エコー要求を送信し、到達可能かどうか、応答するまでの時間を測定します。
フレーム サイズとフラグメントしない設定を使用して、MTU の問題をテストします。

結果はトレンド表示され、過去 24 時間および損失統計が表示されます。
TCP 接続テストは、選択したターゲットとの TCP 接続を開き、3 ウェイ ハンドシェイク(SYN、SYN/ACK、ACK)を使用してポートの可用性をテストします。
ホーム画面から TCP/Ping アプリを開くか、デバイスの詳細を表示中に自動テストなどの別のアプリから Ping または TCP 接続を選択できます。



 

Link-Live TMコラボレーション、レポーティング、分析プラットフォーム

Link-Live は、テスト結果とデバイスを管理するシステムとして機能します。テストアクティビティの記録、文書化、レポート 作成を簡単に行うことができるため、ワークフローが合理化されます。
テスタが Link-Live に接続されると、テスト結果はプロジェクト管理とレポート作成のためにダッシュボードに自動的にアップロードされます。
インターネットに接続できない場合、接続が確立するまで結果は無限にバッファリングされます。 また、必要に応じていつでも追加ファイル、スクリーンショット、画像、プロファイル、位置情報、コメントをアップロードできます。
さらに、AllyCare サポートに加入している LinkRunner AT 3000 テスタは、Link-Live から直接ファームウェアアップデートを受け取ることができます。

・自動テストの結果を Link-Live にアップロードし、分析および レポートを作成
・ウェブリモートコントロールでコラボレーションを向上
・パフォーマンスの証明を簡単に提供
・プロジェクトとスタッフの効率的な管理、無線ソフトウェアアッ プデート
・リモートコントロール - 安全なリモートコントロールにより集中
管理でエキスパートが現場の技術者を効率的にサポート*
* ウェブリモートコントロールとソフトウェアアップデートを行うには AllyCare サポートが必要です

 

リフレクタ
- 他の NetAlly ツールと連携してネットワークパフォーマンスをテスト

LinkRunner AT 3000 にはパケットリフレクタ モードが用意されており、他の NetAlly ツール(LinkRunner 10G、 EtherScope(R) nXG、CyberScope(R) CE)と併用することで、エンド・ツー・エンドのネットワークパフォーマンス テストを実施できます。
このモードは、最大 1Gbps のネットワークスループット能力を検証します。
リフレクタは、1G LANBERT TM メディア検証テストにも使用できます。
ラインレート リフレクタは、L3 パフォーマンステスト用に、ソースと宛先の MAC アドレスと IP アドレスのスワップだけ でなく、リフレクションするパケットの種類の制御もサポートしています。





 

Wi-Fi 接続対応(オプションの USB Wi-Fi アダプタが必要*)

LinkRunner AT 3000 は、オプションの USB Wi-Fi アダプタを使用することで Wi-Fi 接続をサポートします。
これに より Link-Live へのテスト結果のアップロード、ウェブリモートコントロール *、サードパーティ製アプリを使用した基本的 な Wi-Fi 診断の実施、外出先での無線接続が可能になります。

* ウェブリモートコントロールには、AllyCare サポートが必要です。
** 日本向けの USB Wi-Fi アダプタの取り扱いはございません。

   

追加ツールと診断 - アプリストア

テスタの登録後、Link-Live アプリストアからアプリをダウンロードし、テストだけでなく多くのタスクを実行ができます。
サードパーティ製アプリと USB または BT/BLE アクセサリを使用することで、ユーザは以下のことが可能になります。

・システム Web ブラウザを使用して、インフラ要素およびその他のリソースに接続
・文書化や棚卸のために資産タグの写真をスキャン
・利用可能な Wi-Fi ネットワークを特定
・ID ラベルの印刷、トラブル チケットなど



 

モデルとアクセサリ


LRAT-3000 LinkRunner AT 3000 テスタ、AC チャージャ、WireView ケーブル ID #1、RJ-45 カプラ、 850nm マルチモード 1 Gbps SFP、クイックスタートガイド、小型ソフトケース
LRAT-3000-KIT LinkRunner AT 3000 テスタ、AC チャージャ、WireView ケーブル ID #1-6、RJ-45 カプラ、 850nm マルチモード 1 Gbps SFP、ホルスタ、クイックスタートガイド、小型ソフトケース
LINKSOLUTIONS-KT-3K LinkRunner AT 3000 テスタ (LRAT-3000) x1、LinkSprinter ネットワークテスタ x2、 LinkRunner AT ホルスタ (HOLSTER-G3) x1、LinkSprinter ホルスタ x2
LRAT-3000-1YS LRAT-3000、LRAT-3000-KIT、および LINKSOLUTIONS-KT-3K (LRAT-3000 のみを対象 ) の 1 年間の AllyCare サポート
LRAT-3000-3YS LRAT-3000、LRAT-3000-KIT、および LINKSOLUTIONS-KT-3K (LRAT-3000 のみを対象 ) の 3 年間の AllyCare サポート
G3-PWRADAPTER LRAT-3000 用 AC チャージャ 交換 / 予備用
HOLSTER-G3 携帯用ホルスタ 外出先でのトラブルシューティングを容易にします
開口部からは、すべてのボタンやインターフェースを操作可能です
SFP-100FX DDM(マルチモード)付き100BASE-FX ファイバ SFPトランシーバ
WIREVIEW 1 WireView ワイヤーマッパ #1
WIREVIEW 2-6 WireView ワイヤーマッパ #2-#6
SM SOFT CASE 小型ソフトケース



 

仕様


一般仕様
寸法 10.2 cm x 19.6 cm x 4.2 cm
重さ 0.48 kg
電池 充電式リチウムイオン電池 (3.63 V, 9.75 Ah, 36.39 Wh)
電池寿命 標準稼働時間 : 9時間
標準充電時間 : 3時間
ディスプレイ 5.0 インチ タッチスクリーン カラー LCD 720 x1280 ピクセル
ホスト インターフェース RJ-45 および SFP テストポート
RJ-45 ケーブルテストポート
USB Type-A ポート
USB Type-C On-the-Go ポート
メモリ テスト結果やアプリの保存に約 8GB を使用可能
充電 USB Type-C 65-W アダプタ : AC 入力 100-240 V, 50-60 Hz; DC 出力 15 V (3 A)
PoE 充電 802.3 af/at/bt
サポート IEEE 規格 Wired: 802.3/ab/i/u/z, 1000BASE-T
PoE: 802.3af/at/bt Class 0-8, and UPOE
Fiber: 1000BASE-X, SFP SX/LX/ZX
LED 1 個 ( バッテリステータス表示)


環境仕様
動作温度 0°C ~ +45°C
注意:テスタの内部温度が 45°C 以上の場合、バッテリは充電されません
動作相対湿度
(% RH、結露なし)
90% (10°C ~ 35°C)
75% (35°C ~ 45°C)
保管温度 -20°C ~ +60°C
衝撃・振動 クラス 3 機器の MIL-PRF-28800F の要件に適合
安全性 IEC 61010-1:2010 : 汚染度 2
高度 作中 : 4,000 m 保管 : 12,000 m
EMC IEC 61326-1: 基本的な電磁環境
CISPR 11: グループ 1, クラス A