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IDKオリジナル連載 SCS評価制度 連載記事|第4回

サプライチェーン・セキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)
制度構築方針が正式決定。2026年度末の制度開始へ

最新情報を整理します


【速報】2026年3月27日、経済産業省・内閣官房国家サイバー統括室は「SCS評価制度の制度構築方針」を正式公表しました。

昨年12月のパブリックコメント(93者・569件)を踏まえた確定版です。
販売店様に関係する重要ポイントを整理します。



 

1.制度開始時期が「2026年度末頃」に変更



今回の最大のアップデートは、制度開始予定時期の修正です。

従来は「2026年10月頃」とされていましたが、確定方針では以下の通りとなりました。

 

区分 旧(案) 新(確定)
★3・★4 制度開始 2026年度10月頃(想定) 2026年度末頃(2027年3月頃)
評価ガイド等公表 2026年10月 2026年秋頃
★5 今後検討 2026年度以降に具体化
 

度開始まで若干の余裕ができた形ですが、「準備時間がある」と楽観せず、早期から対応準備を進めることが重要です。

評価ガイドが秋頃に公表されてから本格対応を始めると、年度末の制度開始に向けた対応が慌ただしくなる可能性があります。




 

2.要求事項の整理:26件・43件の意味


今回の確定版では、★3の要求事項は26件、★4は43件と明記されています。

「第2回でお伝えした83項目・157項目と違う」と思われる方もいると思いますので、整理します。

 
区分 旧(案) 新(確定)
★3 26件 81項目
★4 43件 153項目

「要求事項」は企業が実施すべき対策の大項目です。

「評価基準」はその達成状況を確認するための細かい判断基準です。

81・153という数字は評価基準の項目数で、パブリックコメントを経て案の段階(83・157)から修正されたものです。

顧客に説明する際は「26の要求事項(確認基準は81項目)」という表現が正確です。


 


 

3.制度の運用主体はIPA(情報処理推進機構)


確定版で明確化されたポイントとして、制度の事務局はIPAが担うことが決まりました。
IPAが以下を担当します。


 
 ● ★3~4取得事業者の一覧登録・公開
 ● ガイド・マニュアル類の作成・公開
 ● 民間企業・一般消費者への制度普及促進
 ● 各種問い合わせ対応

経済産業省が制度方針と監督を担い、IPAが実務運営を担う体制です。
評価結果の登録・ロゴマーク発行もIPAが行います。




 

4.中小企業向けの新たな支援策


■「サイバーセキュリティお助け隊サービス(新類型)」の創設
中小企業がSCS評価制度の★3・★4を「安価かつ簡便に」取得できるための新しい支援サービスが創設されます。

2026年春頃から実証事業がスタートし、サービス提供事業者と連携して中小企業への試行的なサービス提供が始まります。

販売店様にとっては、このサービスの提供事業者として参画できる可能性があります。詳細は今後の公表を注視してください。



■IPAガイドライン・規程サンプルの大幅拡充
IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」が3月27日付けで改訂・公開されました。

SCS評価制度の要求事項に対応する形で対策の考え方が整理され、付録の規程サンプルもSCS対応に拡充されています。

顧客への対応支援を行う際の実務ツールとして活用できます。



■セキュリティ専門家リストの整備
★3取得の際に必要な「セキュリティ専門家による確認」について、IPAが「中小企業向けサイバーセキュリティ対策支援者リスト」を整備します。

登録セキスペ(情報処理安全確保支援士)のうち中小企業向け支援が可能な専門家が掲載される予定です。



 

5.補助金との関係:デジタル化・AI導入補助金



SCS評価制度への対応に活用できる補助金として、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の「セキュリティ対策推進枠」があります。

2026年3月30日から交付申請受付が開始されており、★3対応に向けたIT製品・サービスの導入費用に活用できる可能性があります。

補助金を組み合わせた提案は顧客の導入判断を後押しする強力なツールになります。



 

6.今すぐ確認すべき情報源



SCS評価制度への対応に活用できる補助金として、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の「セキュリティ対策推進枠」があります。

2026年3月30日から交付申請受付が開始されており、★3対応に向けたIT製品・サービスの導入費用に活用できる可能性があります。

補助金を組み合わせた提案は顧客の導入判断を後押しする強力なツールになります。


 
資料名 内容 入手先
制度構築方針(本文) 制度の全体像・詳細ルール 経産省HP
制度構築方針(概要版) 数枚の概要資料 経産省HP
★3・★4要求事項及び評価基準 対策項目一覧(Excel) 経産省HP
SCS評価制度FAQ よくある質問をQ&A形式で整理 経産省HP
IPAガイドライン(改訂版) 中小企業向け対策ガイド・規程サンプル IPA HP




 

石渡電気が一緒に準備します



石渡電気では、販売店様がSCS評価制度に関する顧客対応力を早期に身につけられるよう、制度情報の提供・勉強会・製品提案サポートを継続的に行っていきます。

制度は動き始めています。「顧客から聞かれてから考える」では遅いかもしれません。今この時期に情報を蓄え、提案の準備を整えた販売店が、これからの競争で先行優位を得ることになります。

ご不明な点・ご相談は石渡電気までお気軽にお問い合わせください。



   

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