概要

太陽電池、商用充電器内蔵

TNシリーズインバータは、太陽電池、商用充電の2つの機能があります。本体にバッテリーバンク、太陽電池、商用電力を接続するだけで、最適にバッテリーを充電します。

 

切替時間の短縮を実現

高速自動切換リレーにより瞬時の切換10msを可能にしました。商用電源と常時同期運転で負荷の運転遮断を回避します。

 

商用／インバータ優先モード

UPSとして使用可能な商用優先モードと、バッテリー電力を有効活用するインバータ優先モードの2つの動作モードがあります。
設定環境やシステム要求に従って動作モードを設定できます。
 

商用優先モード

商用電力が途切れた際に、UPSシステムのようにインバータ電力に切り替わり、負荷に電力を供給します。
 

 

インバータ優先モード

太陽電池と合わせて利用することで、太陽電池電力が優先的に使用され、商用電力を効果的に節減します。バッテリーの電力がなくなったら商用電源に切り替わります。
 

 

 

広い動作温度範囲

従来のインバータより、動作温度は0～60℃の広い範囲です。寒冷地や真夏日でもご利用いただけます。

 

正弦波・高効率・高サージ容量

歪率3％以下の正弦波を実現し、計測器などの精密機器の電源に適しています。
平均87～91％の高効率です。システムの効率向上に寄与します。
余裕のある設計で、瞬時にサージ電力を定格出力の2倍まで取り出せます。

 

パワーセーブモード

パワーセーブモードにより、インバータ待機状態でのバッテリーの消費を抑えます。

 

RS-232通信機能（オプション）

オプションのRS-232ケーブルでパソコンと接続し、専用のソフトウェアを使用することにより、出力電圧、周波数、パワーセーブモード、移行電圧調整を行うことができます。

 

グローバル設計

出力電圧100/110/115/120Vacと、周波数50/60Hzをスイッチで変更できます。

 

LED表示・豊富な保護回路

負荷レベルやバッテリー、インバータの状態を容易に判断できます。
入力高/低電圧・過負荷・過温度・逆接続・出力短絡などの保護回路を搭載しており、システム周辺機器の故障を未然に防ぎます。

 

リモートコントロール

 

IRC1
簡易型リモートコントローラです。インバータとパワーセーブモードのON/OFF制御ができます。またインバータの動作状態やエラーなどを表示します。

 

 

 

IRC3
TN-1500/3000本体のLED表示をそのままにリモートコントローラのパネルに表示します。IRC1の機能に加え、バッテリー/負荷推定容量、太陽電池/商用充電、バイパス/インバータモードなどの動作状態を表示します。

 

 

 

外形寸法図/インターフェイス

 

標準仕様

*1　入力電圧範囲：12Vモデルは 10.5～15Vdc、24Vモデルは 21～30Vdc、48Vモデルは 42～60Vdcです。
*2定格負荷の動作温度範囲です。60℃までの定格の50%以下の負荷をご利用ください。詳しくはメーカーWEBサイトのディレーティングカーブをご参照ください。
※仕様及び外形は、改良のため予告なく変更することがありますのであらかじめご了承ください。