サーマルカメラ市場が活況です。
新型コロナウイルスが猛威を振るっている昨今、感染拡大防止のための取組みとして、商業施設のみならず一般企業でも温度測定デバイス(サーマルカメラ)の導入が進んでいます。
そのような中、高機能かつ、手ごろな価格帯の海外メーカーも非常に多くなってきました。石渡電気のカメラ担当も日々、様々なカメラの情報収集、実機での検証を行っています。
HIKVISION(ハイクビジョン)製サーマルカメラ

体表温度自動スクリーニングカメラ
「DS-2TD1217B-3/6PA(B)」
今回弊社ショールームでデモ機を持ち込み、検証したサーマルカメラは、HIKVISION(ハイクビジョン)製、体表温度自動スクリーニングカメラ「DS-2TD1217B-3/6PA(B)」です。
HIKVISION(ハイクビジョン)とは、2017年に世界で38%の市場シェアを達成したメーカー。ネットワークカメラ、顔認証AIデバイスなどあらゆるカメラ、レコーダーを取り揃えており、発熱測定デバイスにも力を入れています。

(左):三脚取り付けプレート (右):三脚
DS-2TD1217B-3/6PA(B)スペック
・サーマル解像度:160×120
・解像度:2688×1520
・精度:±0.5℃
・測定検出範囲:30℃~45℃
・音声アラーム対応
※黒体(温度基準器)「DS-2TE127-G4A」
使用時は、±0.3℃に精度向上します
高温検知時の管理画面表示

(右)アラーム設定値以上の温度検知の場合、対象を赤い枠と感知温度を表示しアラーム音で通知。
※アラーム音声は日本語に選択でき、音量も変更が可能です。
オススメポイント
管理ページのユーザーインターフェースが日本語化対応
+ 専用マニュアル(日本語)も同梱

英語表記の管理ページは、これまで海外メーカー製にありがちな懸念材料でしたが、HIKVISION(ハイクビジョン)の当商品は、日本語に完全対応。不自然な表現も見受けられません。カメラ設定に不慣れなエンドユーザーにも活用していただきやすいインターフェースです。
また、石渡電気へ当商品を発注いただきますと全て日本語で紹介された独自の「操作マニュアル」を同梱いたします。
※操作マニュアルについて
カメラの設置方法から、サーマルカメラにパソコンからアクセスする方法、サーマルカメラの設定方法(基本編~拡張編)など日本語で50ページ程度で詳しく操作方法を紹介しています。

おつけいたします
マニュアルを含めた”日本語対応”は、小さなメリットと思われがちですが、海外製品を販売する販売店様にとって、エンドユーザーからの問合せを極力減らすことができる、「手離れが良い商品」のポイントなる部分です。
是非ご活用ください。
不特定多数を対象に検知。必要に応じてレコーダーとの連携も可能
一度に最大15人の温度測定が可能。不特定多数が行き来する商業施設で利用されるケースが多いです。
また、HIKVISION(ハイクビジョン)はレコーダーも生産しています。レコーダーと連携することで、「高温検知の場合は、前後の10秒を録画する」などの細かな設定が可能です。
※レコーダーとの連携についてはお問合せください。