|2018年6月25日|石渡電気


ここ数年、IP電話を取扱う、ネットワーク工事店様から「施工しやすい監視カメラ、レコーダーはないか?」とのお問合せを頂く機会が非常に多くなっています。実際、弊社WEBサイトの「監視(防犯)カメラに関するコンテンツ」へのアクセスも、1年半前と比べて10倍以上増加しており、得意先からの見積依頼や、新規となる工事店様の問合せも比例して増加しています。今、確実に伸びている「監視(防犯)カメラ市場」。今ではニーズを的確に把握し、次々と案件を獲得しているネットワーク工事店様も、最初は共通して「ある規格」に「苦手意識」がありました。それは何か?またその「苦手意識」を取り払う商品を市場のニーズ(動向)を交えご紹介します。

 

 

監視(防犯)カメラの市場規模とニーズのトレンド

監視(防犯)カメラ市場の拡大を牽引する大きな要因は、2020年の東京五輪です。2020年の東京五輪を前に再開発地域や、既存施設のリニューアル需要が大幅に加速。特に訪日外国人の増加に伴う宿泊施設向けの需要が顕著で、現時点(2018年)での市場予測でもおよそ550億円を見込んでいます。

pdf 監視(防犯)カメラの2018年市場予測

 2014年2018年予測2014年比
IPカメラ240億円446億円185.8%
アナログカメラ143億円100億円69.9%
合計383億円546億円142.6%

 

 

 

 


今、監視(防犯)カメラ市場は毎年10%以上伸びています。

ネットワーク(IP)カメラの市場規模は上昇を維持しており、2020年に向けて、ネットワーク(IP)カメラ市場の成長が更に加速する事が予想されます。

一方で、アナログ(同軸ケーブル)カメラは市場全体からすると、減少傾向です。新規で監視(防犯)カメラを導入する際は、ネットワーク(IP)カメラが主流となっています。しかし、一定の割合でアナログ(同軸ケーブル)カメラのニーズがあり、販売実績を残している事実もあります
。右上のグラフにありますように、2016年以降のアナログカメラの売上規模減少は鈍化しているのがわかります。

 

 

アナログカメラに市場から一定のニーズがある要因

既設の監視(防犯)カメラはアナログ
(同軸ケーブル)が多く、 コストを
抑えた高画質カメラへの移行が進む。

アナログカメラの売上規模減少の鈍化の理由として、
"既設配線(同軸ケーブル)を利用したまま、カメラだけ高画質、高性能なものにリプレイスしたい"というエンドユーザーからの根強い要望があります。

従来の監視(防犯)カメラは、アナログカメラが主流であり、同軸ケーブルを利用していました。再開発が進む地域では、一気にネットワーク(IP)カメラを新設する傾向にありますが、既存施設を維持する場合では、
「施工費用を抑えた提案」を求められることが多く、既設の同軸ケーブル配線を利用した、もっとも普及している"アナログハイビジョン"と呼ばれている高性能アナログカメラ「AHD」へのリプレイスが盛んに行われています。
※次にアナログハイビジョン(AHD)カメラの詳細を説明しています。

 

 

アナログハイビジョンAHDカメラとは?

一般的に「防犯カメラ」、「監視カメラ」と言われますが、その規格については「IPカメラ」と「アナログカメラ」に大別されます。「アナログカメラ」については、アナログハイビジョンと呼ばれている「AHD」が今もっとも普及している規格です。なぜ普及しているかというと、AHD規格の映像処理のチップセットを製造している韓国の企業「Next Chip」がAHD規格についてのライセンスをフリーにしたため普及が加速したと言われています。

AHDをもっと詳しく!

AHDとは、Analog High Definitionの頭文字を取った映像方式で、アナログ規格(同軸ケーブル配線)のままで高解像度の映像を出力できる映像方式です。 下の写真で、従来のアナログカメラとの映像の違いをみても明らかにAHDカメラが高画質である事がお分かりいただけると思います。AHDカメラは、このクオリティの映像を既存の同軸ケーブル配線のまま実現することができるので、工事費削減工期の短縮などのメリットもあります。近年のアナログカメラのリプレイス需要に、AHDカメラが大きく貢献している理由は、“既設配線で高性能を実現する”というストロングポイントが市場に受け入れられているからなのです。



AHDカメラは、既設ケーブル(同軸)のまま、
アナログカメラの約5倍の画素数で高画質な映像監視を可能にします。

 

 

 

 

 

ネットワーク工事店には「同軸カメラ」に苦手意識も

どんな工事でも、施工したことのない分野に入り込むのは、各工事店様ともに"及び腰"となりがちです。しかし「監視(防犯)カメラ施工」を自社のサービス商材にラインアップさせるのでしたら、今、避けては通れない規格が「同軸カメラ」なのです。
ネットワーク(IP)カメラだけの施工を依頼する新設案件は数多くあります。
しかし、その分、競合とのコンペ(相見積)となるケースが多く、結果取りこぼしてしまうケースが多いのも事実です。
また、下記のような2つの規格を求められる案件

1.既設の同軸配線を利用したアナログカメラのリプレイス

2.追加設置したい個所はネットワーク(IP)カメラを新設


このような案件には、「同軸」と聞いただけで、見積を避けてしまった工事店様も多く、非常にもったいないケースもあります。
今後、工事店様が「自社サービス」として監視(防犯)カメラ施工の付加価値を高め、今まで囲い込めなかった案件を掴み取るためには、「同軸」「IP」という規格の制限なく取扱いができることが重要です。そうすることで、「カメラ機器の販売」「規格にとらわれない施工案件の獲得」が見込め、結果売上グロスを大幅に上げる事が可能となります。

 

 

 

アナログ&ネットワーク(IP)併用可能なハイブリッドレコーダーで苦手を克服

ハイブリッド(アナログHD・ネットワーク)
4ch/8ch/16chデジタルレコーダ
JS-RA2004/2008/2016(日本防犯システム)

「取れるはずの案件をきちんと取る」。その意識の下、長きにわたり弊社が監視(防犯)カメラ市場でお仕事をさせて頂いている中で、様々な商品を取扱ってきましたが、特に最近新たな技術を習得する必要がなく、手間なく「アナログ」・「ネットワーク」2つの規格に対応する便利な商品が出てきました。

「JS-RA2シリーズ」という、国産カメラ・レコーダにこだわるメーカーのレコーダです。
アナログ(同軸配線)ネットワーク(IP)カメラ1台のレコーダーで同時に録画できるので、必要以上にレコーダーを増やしたり、工事をする必要がなく、「アナログ」・「IP」の規格の制限がない「ハイブリッド施工」を実現する、ネットワーク工事店にとっては「渡りに船」となる貴重な商品です。
本商品は、まだ発売開始されて4ヶ月ほど(2018年6月時点)ですが、実際に得意先様で何度も案件時に採用され、コンペを勝ち取っています。

pdf JS-RA2シリーズ採用の一例(ネットワーク工事店様)

防犯意識が高まったマンションの、既設同軸ケーブル配線で設置されている低解像度のアナログカメラを高性能AHDカメラに変更しました。また、これまで以上に重点的に監視を強化したい個所には、カメラのコントロールが可能なIPカメラ「PTZ」を新設して対応しました。「AHD」・「IP」など規格の違うカメラも1台のレコーダーで録画できるので、スペースが限られた管理人室でも問題なく機器の設置ができました。スマートフォン・タブレットでもモニタリングができることも、マンション組合の皆様に気に入って頂きました。
※ネットワークカメラの場合、別途PoE HUBが必要です。
※アナログカメラ、ネットワークカメラそれぞれの特徴を活かした設置をおすすめします。

※アナログカメラ、ネットワークカメラの特徴は次の項目で説明します。

本商品の詳細はこちら、もしくは弊社営業担当・下記WEBフォームでお問合せください。

 

 

 

監視(防犯)カメラ設置事例一覧(営業ツールとしてもご参考に)

監視(防犯)カメラが今どのような用途で使われているか、お客様の業種により、そのニーズは様々です。営業先のお客様を想定しイメージを膨らませるためにも是非下記「導入目的」「設置例」をご参考にしてください。

 導入目的設置例
マンション1.マンションへの不審者侵入防止
2.エレベーター内の犯罪防止
(強盗・傷害・ワイセツ行為・器物破損)
1.エレベーター内にドーム型カメラを設置する
2.出入口にカメラを設置する
3.事件の早期解決に役立てるため、不審人物の映像を録画する

金融機関1.不審人物の録画
2.店内トラブル防止
3.ATM犯罪の防止
4.その他の事故防止
1.店内数箇所にカメラを設置する
2.ATM上部及び近接個所にカメラを設置する
3.事件の早期解決に役立てるため、不審人物の映像を録画する
事務所1.夜間/休日の不審者の侵入防止
2.日中の部外者による盗難防止
3.内部者によるパソコンなどの盗難防止
1.出入口にカメラを設置する
2.機密書類などのある部屋への入室者を録画するため、
 出入口にセンサー連動カメラを設置する
3.事件の早期解決に役立てるため、不審人物の映像を録画する
テナント1.貴金属、一般商品売場での犯罪防止
2.レジコーナーでのトラブル防止
3.エレベーター内の犯罪防止
4.通用門、商品搬入口での不審者侵入防止
1.売場で違和感を感じさせないドーム型カメラを設置する
2.通用門には不審者防止のためのカメラを設置する
3.催事場などには万引き防止・混雑による安全管理のため、
 旋回台付きズームカメラを設置する
コンビニ1.コンビニ強盗の防止
2.内部犯罪の防止
3.万引き防止
4.ATM犯罪防止
1.レジ近辺にカメラを設置する
2.バックヤードに内部犯罪防止のため、カメラを設置する
3.事件の早期解決に役立てるため、不審人物の映像を録画する
駐車場1.車の盗難、車上荒らし、破損の防止
2.料金所荒らしなどの防止
3.当て逃げなどの事故防止
1.画像を録画し、管理事務所で監視する
2.無人料金所にカメラを設置する
3.死角やコーナーなどに、薄明かりでも撮影できる高感度カメラを設置する


その他にも、ホテル、病院、商店街、社会福祉施設、美術館・動物園、小楯住宅、オフィス、商業施設、学校、工場・資材置き場、寺社仏閣など、監視(防犯)カメラが必要なケースは挙げればキリがありません。
監視(防犯)カメラは、非常に営業(セールス)の対象範囲が広い商品なのです。

 

 

pdf お客様の環境・用途に合わせたカメラの選定を行うためにもご参考に

アナログカメラの特徴

・映像をモニタリングする際、遅延が少ない。
・IPカメラ配線(LANケーブル)と比べると、配線できる距離が長い。
・電磁波などの影響を受け、映像にノイズがのる可能性がある。
・カメラやケーブルがIPカメラ配線と比較して安価。
・PTZカメラなどのコントロールには不向き。

デジタルカメラの特徴

・映像の劣化がない
・PTZカメラのコントロールに向いている。
 (共通規格「ONVIF」が普及。異なるメーカーの製品間でも制御が可能)
・アナログカメラを比較しても割高な傾向
・100mまでの配線。長い距離の配線が難しい。

エンドユーザーにとっては、コストを抑えて高品質な監視(防犯)カメラを導入したいと考えるものです。
これまで使用している同軸ケーブルが利用できれば、既設の個所には、カメラの交換だけで済み、施工費用が大幅に削減できる可能性があります。また、どうしても配線できない施設の場合、無線で映像を配信する機器もありますので、お客様の用途に合わせた機器の選定をおすすめします。

 

 

 

通信業界の老舗商社としての役割

弊社は創業以来、通信業界の老舗商社として監視(防犯)カメラにも注力し、多数のメーカーの中から工事店様の抱える案件に適した機器の選定、見積サポート等を行っております。監視(防犯)カメラへの需要は年々高まっており、実際に、弊社WEBサイトの「監視(防犯)カメラに関するコンテンツ」へのアクセスも、1年半前と比べて10倍以上増加しており、得意先からの見積依頼や、新規となる工事店様の問合せも比例して増加しています。

監視(防犯)カメラのニーズの多様化に備えた体制を完備

主要メーカーの数十台のカメラと
お客様の環境を想定したデモが可能

昨今の監視(防犯)カメラへのニーズの高さから、弊社ではお客様からのあらゆる構成や見積案件にも対応できるよう、カメラのプロであるスタッフの増員と教育を実施。また、実機が確認できるショールームの充実を図っています。
お客様のご要望にお応えする事はもちろんですが、仮にお客様のご希望であっても、構成内容によりおすすめできない商品はハッキリと申し上げ、更に良い商品をご提案する。お客様のご要望を是非弊社に投げかけてください。弊社の数百というメーカーバックボーンと、取扱案件数に基づいた商品提案力にご期待ください。

 

 

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